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薬局におけるPOSレジについて

薬局の本来重視すべき役割は、患者様に適切なお薬を届け、適切な服用方法を指導することだと考えます。

しかし、保険薬局では、患者対応、処方内容の確認、薬の調合、会計、発注業務、締め作業、レセプト業務、、、などなど大量の仕事があります。

そんな中でも、私が「人がやる必要がない」と考える業務の一つに、会計業務があります。

そこで今回は、 薬局におけるPOSレジ メリットやデメリット、導入のポイントなどをお伝えできればと思います。

薬局における会計業務の負担

薬局には必ず会計業務が発生します。以前、とある薬局様で患者さん一人当たりの会計対応にかかる時間を調査しました。

すると、一人当たりおおよそ50秒ほどの時間を要していることが分かりました。

そしてその薬局様は一日200名の来院があるため、

単純計算で、
1日で1時間30分以上
の時間が会計対応に取られているということがわかりました。

また、現金による支払いはもちろん、QR決済、電子マネーやクレジットカード支払いで会計を済ませる患者さんも増えてきており、会計業務で対応しなければならない範囲が増えてきています。

現金による金銭授受がなくなり、全てがキャッシュレス化すれば業務負担は軽減していくと思いますが、日本が掲げる目標でも2025年時点でも4割程度は現金が残る(※)とされており、まだまだ現金と電子マネーが共存する状態が続くと予測されます。
(※出典)経済産業省;キャッシュレスの現状及び意義,2020年1月

POSレジとは?

POSレジの”POS”とは、”Point Of Sales”の略語で、”販売時点情報管理”と訳されます。

つまり”POSレジ”は、お客様の会計のやり取りをした情報が集約され、管理できるシステムを搭載したレジのことを言います。


また、ネットワークでつなげることで複数店舗の会計情報を集約し、管理することができます。複数店舗を持つ薬局の管理方法として非常に有益なシステムと言えます。

薬局でのPOSレジを導入するメリットとデメリット

薬局で導入するメリットとしては、

●レセコンと連携して会計情報を表示できる

●会計情報の報告業務の時間削減

といった点が挙げられます。

レセコンと連携するPOSレジが販売され始めたことで、手打ちで金額を入力せずとも患者さんにお会計金額を示すことができるようになりました。

また、会計情報の集約ができるようになることで、多くの店舗を経営していて、会計情報の集約・管理で真価を発揮すると言えます。

反対にデメリットとしては、

●会計業務の対応時間は短縮できない

●OTCや物販は手打ち入力

●コストが発生する

といった点が挙げられます。

会計対応自体は、導入前と変わらないフローになるので、削減はできませんし、OTCや物販は結局手打ちで金額を入力する必要があります。また、先ほど、複数店舗経営する薬局様で進化を発揮すると申しましたが、店舗が多ければ多いほど、導入コストや保守のコストが発生してしまいます。

薬局でのPOSレジ導入のポイント

次の導入で失敗しないためのポイントを考えてみましょう。
導入に向けて押さえるポイントは主に3つです。

●導入の目的を明確にする
●レセコンと連携するかどうか
●サイズ
●費用対効果を考える

それぞれ解説します。

●導入の目的を明確にする
POSレジは、レセコンから会計情報を引っ張ってこれることと、会計情報の集約・管理がメリットです。
そのため、1日の患者数、購買情報の分析をしたい薬局や、複数店舗経営しており、会計情報の集約化に課題を感じている法人様では、有効でしょう。

●レセコンとの連携するかどうか
保険薬局の場合、会計情報のほとんどがレセコンに入っています。レセコンに入った会計情報を会計する患者様の情報と紐づけることができれば、会計金額を自動的に表記することができます。
この機能があるかどうかで業務の負担軽減に大きな影響があ流ため、レセコンと連携するかどうかは導入前にしっかりチェックしましょう。

●サイズ
思った以上にサイズが大きい会社もあり、そうすると、設置ができない、設置したものの見た目が良くないといった懸念が予測されます。

また、費用対効果(金額面)についてですが、以前と比較し安価で導入できるようになったPOSですが、複数店舗で導入すると非常に金額が大きくなります。

POSレジで代替できる業務と、導入コストを天秤にかけ、メリットがあるのかどうかを計算しておきましょう。

上記のメリット達成とそれに見合ったコストなのかを冷静に分析する必要はありそうです。

薬局むけのPOSレジを販売する会社

代表的には下記のような会社が販売しています。

上記で全てではないと思いますが、検索の参考にしていだければとおもいます。

まとめ

今回は、近年薬局業界にも浸透しつつある、POSレジについてお伝えしました。

薬局のレセコンとも連携した製品が販売されており、POSレジは、薬局運営においても有効なツールになりつつあります。

しかし、そのメリットやデメリットを十分に理解した上で導入することで初めて真価を発揮します。

今回のみでは、伝えきれなかった部分もございますので、導入を検討される方はお気軽にご質問ください。

それではまた!

by ファーマキューブの中の人

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